人事部が教える就活のコツ

社会人一年目に店舗勤務から人事部へ。人事で培った経験を基に就活のコツ教えます。

就活ワンポイント②

前回、説明会等の際にメモを取ったり頷いたりする事の重要性についてお話させて頂きました。

今回はそれに加えたワンポイントをご紹介したいと思います。
それはズバリ、~採用担当者と仲良くなる~というポイントです。

各企業ごとに違いはあると思いますが、会社説明会等を行っている担当者は面接まで携わっている事が多いです。(ちなみに弊社もそうです)

その為、説明会等で担当者と仲良くなる事が出来、面接の際にその担当者が面接官であれば、リラックスした状態で面接に臨むことが出来ます。

前回もお話させて頂きましたが、私の場合は、就活が解禁される前の合同説明会等に何度も足を運んでいたのですが、同じ企業(第一志望)の説明を何度も聞きに行った為、採用担当の人事の方に顔と名前を覚えて頂く事が出来ました。顔と名前を覚えて頂いている為、説明会に行く度に、「あ、○○さんこんにちは!また来て下さったんですね!」と気軽に声を掛けて貰えました。

そして遂に面接の時がやってきた訳ですが、ガチガチに緊張しながら面接室に入ると、そこにいたのは仲良くなった人事の方でした。その人事の方も、「○○さん待ってましたよ!○○さんなら大丈夫ですよ!」と、こちらが名乗る前から話し掛けて頂けました(笑)。そんな事もあり、ほとんど雑談状態で面接も終わりました。そして簡単に一次面接を通過、そのまま最終面接に進みました。最終面接は役員の方でしたので面識がなかったのですが、「君が○○さんだね。人事の○○から話は聞いているよ」と話して下さり、つくづく人事の方と仲良くなれて良かったなと感じたのを覚えています。

私は店舗勤務を一年した後に人事部に異動になりましたが、その時の人事の方(今では直属の上司です)に話を聞いてみましたが、「あーやっぱり説明会とかの時に仲良くなれるような子はコミュ力も高いと思うし、他の子よりかは欲しいよね。○○君も説明会の時からうちに欲しいって思ってたもん。面接も甘かったでしょ?」と言われました。

私も今では、説明会で仲良くなった子が弊社に入って貰えるように面接を甘くしたりします(笑)。勿論ただ仲良くなったから甘くしているというわけではありませんよ!コミュニケーション能力、積極性・熱意、人柄等を加味した上でという事です。

つまり、人事と仲良くなればなるほど、採用される確率が上がる訳です。(極端に言えば)

ここまでのお話で、人事と仲良くなる事の重要性は理解して頂けたと思います。

次回は、人事と仲良くなる為の方法についてお話させて頂きたいと思います。